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2019年08月27日

栄枯盛衰

添付の写真は風呂から出る際の息子から「写真撮って~」とのリクエストがあったため応じたものです。今月に3歳を迎えたのですが、これまで指を2本までしか立てたことがなかったので3本立てられように教えたら「この指の形気に入った」とかなんとかで撮影を求めてきたのです。

 

私が小学生低学年の頃に「まことちゃん」というマンガが連載されていて、そこに出てくる指のポーズ「グワシ!」ができる、できないと周りと遊んでいた記憶が蘇ってきました。そこから今派生した色々な思いを題材とします。

 

栄枯盛衰という熟語は誰もが知っていますよね。人は生まれたら成長し、老いて行く途上で病や事故で死ぬ。文明は栄えたら必ず廃れて滅びを迎える。果物は実ったら熟れて食される。それらを目的に育てて収穫しているのが農業なわけです。

 

ところが現代人はその地球自然の法則を受け容れられずにあがいているのです。老いや病や死を悪いこととして捉えています。毛虫が蛹になることを嘆いたり避けたりしていたらどう感じますか?果実が熟れないように成長を留める努力をしているマヌケな人がいたらどうでしょう。

 

ところが実際に今は文明社会人類全体がとってもマヌケな状態に陥っています。これまでもこれからも、地球にいる限り地震や津波や火災や火山噴火や暑さ寒さで死亡をすることも自然の理です。地球にいるのだから、地球の自然の循環に抗うことは無駄なことです。
だから子供を設けて育てることには時間と労力がかかるからと言って避けて通ることは自然の理に反しています。今では種無し果物とか野菜とかまで流通しています。

 

そんなことをしなくても誰もが確実に老いて死んで行きます。なのに未来のための種は撒かない方向性。つまりは地球人類自らが潜在的に滅びを望んでいるのですね。

 

ただし、これらは物質世界に限った傾向です。

ですから私は非物質文明に向けての準備を進めています。