2020年10月19日
アバター
何年もブランクを開けてから同じ本を読むことで新たな気付きが沢山あったので、映画でもそれを試しています。
「〇〇年前に観た時には気付けなかったな~」そんなシーンが次々と出てくるので、新作を観るのとはまた違った楽しみ方ができるのでオススメです。
「アバター」という映画は多くの人が観たことでしょう。上映からもう10年程は経過したでしょうか。
簡略に説明すると、地球人がとある星の原住民の肉体に意識を転送し、そこの星人になりすますことで地下資源を略奪するというストーリー。
元は地球の軍人だったはずが、その星の原住民に意識の転送を繰り返すうちに意識のウェイトがその星人へとシフトしてしまい、地球人が我が星を侵略する敵に見えてくるという葛藤と闘う元軍人…
そこに面白さがあるのです。
単なる娯楽のSF映画だと捉えてしまえばそれまで。
これは地球内での国や民族の相違による対立や「あの世」と「この世」の関係をも巧みに解説しているのです。
愛・憎しみとは、立場や環境次第で誰もがあらゆる状況になり得るのです。
実際に経験をすることで学ぶというのが肉体でこの世に出てくる意義なのですが、本や映画で疑似体験をすることで人生学習効率が少しは上がるでしょう!
