お知らせ

2020年03月14日

分離した思考が原因

小学生の頃に勉強をする中、どうしても腑に落ちない事柄がありました。

 

それは「宇宙は無限大に広い」とされていることと、もう一つは教科書に載ってはいないけれど「人は死んだら無になる」というような現代の一般社会通念でした。

それらは成人してからもずっと私の疑問であり続けたので、自分なりに究明を続けてきました。

 

「宇宙空間とは何なのか」「人間とは何なのか」といった問いに答えを見出せない現代人が、「無限だ」「死ねば無に帰する」等と誤魔化しているように私には感じられたからです。

仏教的な用語で「宇宙即我」という概念があります。

 

地球を見下ろし、銀河系をも掌握して、自分が神と一体になったかのような悟りの境地を示す言葉です。

「神とは何か」を表している言葉でもありますね。

 

20代に出会ったその辺りの概念がヒントとなって、究明は続きました。宇宙とは小さな自分とは別の大きな外部の存在。

 

死を考えるとき、そこにある肉体死を迎えた個体は自分とは別の物体であるかのように捉えているのです。

つまり「宇宙」や「人間」を「自分」とは切り離して考えているから答えが出ないのです。

 

宇宙は自分自身でもある。肉体死を迎えたら物質界を去るのも自分自身である。このように考えることで「宇宙」「人間」さらには「」というものが何なのかが見えてくるのです!