お知らせ

2018年10月23日

生きにくさは生きる動機になる

私は小学生までは割と調子づいた、友人の多い子供でしたが、中学頃から人間社会に幻滅して高校頃には大の人間嫌いになっていました。大人になってからは人と居て楽しかった事はほとんどありません。(楽しいフリをすることはありました)

 

孤独に過ごせば楽しかったり嬉しかったりする事もありましたが、人と関わると決まって寂しさや虚しさやバカらしさを感じるため、成人以降はできるだけ一人で過ごしていました。それでも協調性完全ゼロでもなかったので、所得を得るために無理して勤めたり親の手前結婚したりもしました。

 

私は7年前に倒れて死ぬかもしれない状況に陥り、2年前の息子が誕生した日にも別の要因で倒れて臨死体験しました。医師の誰もが「これは死亡するだろう」と踏んでいたのに生き続けてしまったのです。

 

小脳を損傷して植物状態となって、肉体意識が戻ってから「これ以上の拷問はないであろう」という程の全身の痛みと苦しみに耐えてリハビリに精進し、今では食べたり話したり、ゆっくりなら歩くこともできる状態です。痛みやしびれも大分緩和されています。

 

ここからが本題ですが、今は2歳になった息子を私は避けていません。数十年ぶりに私が人間に好感を持っているのです。私の身体では正直1時間相手をするだけで猛烈な厳しさですが、リハビリだと思って割り切れば何時間でも乗り越えられるのです。原則保育園にベビーカーで迎えにも通っています。

 

ここ二年が私のこれまでの人生で最も辛かったにもかかわらず、最も生きようとする意志がありました。今でも長生きは望みませんが、若い頃ほど死ぬことが楽しみでもありません。もう肉体死は叶っているからでしょうか!笑

 

どんなに些細な事からでも喜びを感じることができるようになりました。

 

これまでに培った、そんな「逆境をものともせず上手に生きて行くコツ」みたいなものを皆さんにお伝えしています。