お知らせ

2023年03月23日

石井の近況報告

今後の活動予定について質問を受けたのでお知らせします。

石井はクモ膜下出血で頭蓋骨を割って接合する手術をした5年後の2016年に、次は手術不可能な脳幹出血に倒れて重度な後遺症を負いました。

普通に健康で生きていたのなら決して体験できない異次元の意識体験をたっぷりと経ても、まだ肉体での生存が継続しています。

何千年何万年は経過したような感覚で肉体に戻ると、物質次元の私は倒れた数日後だったらしく、見た目はオッサンなのに身体能力が赤ちゃん同様の機能へと逆戻りしていました。

理性的な思考力もほぼ失いました。

 

食事排泄ができないのをはじめ、立つことも歩くことも積み木遊びもできなくなった乳児のような肉体を、精神力だけで成人男性に近付けるリハビリを重ねてきたのです。

会話と文字入力を再び可能とする身体機能にまで戻したかった最大の動機は「肉体死とは全く怖れるようなことではない」という事実を皆に伝えたいという熱意だけ。

肉体的な機能は赤ちゃんから数十年かけて習得したものですから、とても数年では元に戻りません。

ここ数年間のリハビリは精神的な強がりからくる勢いだけの復旧だったので無理が生じてしまい、あれこれを今は一旦リセットしています。

この世ではこの世のルールに従わねば生きて行けない… 冷静な思考力を取り戻した今、脳幹出血後の自分の肉体生存だけでも奇跡であるという事実を謙虚に受け入れ、高望みを捨てて人生を仕切り直します。

仕切り直すタイミングは常に今現在しかない。

身体が不自由であることで卑屈にはならず、自分が新生することこそが周りへの感謝業の実践。

そう信じてのリスタートを、しばし待ちください。

 

皆が肉体死を超越して生きる希望を与える!

その為に私は材料を与えてもらった。