みんな宇宙人
私は「宇宙人」という単語を使う難しさを常に感じています。
個人的解釈がこれほど異なる言葉も滅多にないという思いもあります。
ただ、俗にこの言葉を使う一般的なニュアンスは解しているつもりです。
今の地球での一般常識を超えた容姿なり技術なりを持っているとか、つまり簡単には理解不能な人を「宇宙人」と呼んでいる場合が多いのでしょう。全般的に「規格外」の意味合いで使われてるのだといます。ですから説明のつかない度肝を抜かれるような何かを見せられたら「宇宙人だ~」で褒め言葉になりますし、「どうしてそんなバカな事を言い出すんだ!」というような場面でも「宇宙人だからしょうがない」とでも言っておけば角が立たなくてよい、便利な言葉でもあります(笑)。
「宇宙人」という単語の私的見解をいちいち説明するのも面倒ですし、まず嫌われるだけですから普段は私も気軽に「宇宙人」という単語を使って流してしまうこともあります。でも実は、その言葉の定義に重要な意味があると常々考えています。
仮に自分が小柄な黄色人種で農作物が主食だったとします。そこに身長体重が倍近くて常に肉の塊を食していて体臭のきつい白人が現われたとします。それでも同じ地球人だということは現代人だから解するわけです。実際に「南蛮人」と呼んで同類別種の生物として扱っていた時代があったのです。
宇宙人という言葉を出して騒ぐのは「自分が宇宙人以外の存在だ」と定義しているようなものです。秋田県民でも岐阜県民でも大分県民でも日本人であるように、地球人が宇宙人なのは当たり前過ぎる話です。
それより何より思うことは、皆さん物質形状に固執し過ぎなのです。手足が二本ずつあるだけでもかなり物質的には近縁です。その前にまず、地球の粗雑な波動に浸かりきっている人間の肉眼で視える知的生命体はかなり限定されてきます。俗に言うUFO自体も知的生命体ですから同じことです。
赤ちゃんに「脱糞とはどういう事なのか」をわからせるために目の前でケツを出して見せてやる大人がいるのと同じように、まるで粗雑な波動中の物質であるかのように存在を見せてくれる知的生命体は確かにいます。でも本当は、自分で便所に行けるようになればよいだけの話なのです。
それにはまず、「便所とは未知で恐ろしい場所だ」ですとか「誰々が一人で便所に行って用を足したなんてウソだろ!」などと特別視しているかぎりお漏らしが続くのです。
毎日当たり前に便所に行ける人にとって、脱糞放尿は特別な話題ではありません。常時いろんな知的生命体と交流している地球人は今も昔も普通にいます。それができるようになった本人には取り立てて騒ぐことではないから、普段は黙っているだけなのです。
あなただって非物質の知的生命体なのです!(一部、物質としてだけ制作された存在たち、ごめんなさい!笑)