お知らせ

2019年11月11日

人にとって本質的なこと

興味のある物事が思い浮かばない場合、物事ではなくて興味のある人物がいないということです。また、物事自体に興味があると自分では思っていてもその物事を行っている人に興味があるとか、そんなきっかけを有している事がほとんど。「私がこれに興味があるのは他人からの影響ではない」と考えていても、他ならぬ自分の過去生からの影響だったりするのです。

 

今生とは時と場が異なるのですから自分とはいえ人物の影響であることに変わりありません。
人間とは、特に生まれた直後は周りの影響を受けて真似をすることだけでしか成長できない生物です。狼に育てられた子供の話を出すまでもなく、それは必然。だからそれを総合すると「どんな考え方で何を行っていた人に影響を受けたのか」という内容次第で自分の生き方も決まっているということ。

 

昭和時代ならば「世の中カネと物こそが全て」であり、「人間とは生きているうちだけが華」といった生き方をしている人が多く、そんな影響を受けた人々がその後も趨勢に乗じてこの世の中を牛耳ってきたのです。

 

なぜこのような事を話しているのかというと、「人間とは何なのか」「肉体生死とは何か」といった事に興味を持つ人が長年あまりにも少なく、そのような事をタブー視してカネのことばかり考えている人が圧倒的多数だなんていう人間社会は、とても不健全だと私には感じられるのです。

 

もっと本質的な事をオープンに
語り合う社会を築く時代です!