お知らせ

2020年09月12日

私が脳幹出血で倒れて意識不明となった日に誕生した息子。
 
もう4歳を超えました。
 
生後1~2年くらいまで私は息子を乗せたベビーカーを歩行補助機代わりにして歩く練習をしていました。
 
今では元気に走り回ったり、すっかり子供らしい身のこなしですから一緒に出掛けることはかなり難しくなりました。
 
「脳出血の後遺症で…」なんて話は4歳児には理解できないでしょう。
 
 
2~3歳までは「自転車は乗らないの?」とか訊ねてきていたのが何も質問してこなくなったので、私は何らかの事情があって出来ないことが多い身体なのだということは察知しているようです。
 
それでも私に会いたがってくれているようですから、私は息子の姿を見かけるだけで「自分はまだこの世に生存しているのだ!」と感慨深さのあまり言葉が出なくなります。
 
誰にとっても、肉体生命を繋いでいること自体が奇跡なのではないでしょうか?
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