2021年07月15日
1億総ハクチ化
私は中学校に進学してすぐ、教員からこの言葉を聞きました。
かつてはテレビ放送のことをそう呼んでいたそうです。
小学校では「ハクチ」などという言葉は使っていなかったから、よくわかりませんでした。
8歳頃までは「タイムボカン」「科学忍者隊ガッチャマン」「トムとジェリー」「バーバパパ」等のアニメ番組を見て楽しんでいたから、テレビへの悪印象はなかったのです。
高校生になるとその意味がよく解るようになりました。
国民の多くから思考力を奪うことができれば、商品の購入誘導だってお手のもの。
どうやら世界中がバカを量産することに躍起になっているようでした。
その本意は賢い人の輩出を阻止することです。
賢ければコントロールは難しくなるのですから。
十代後半になってもやりたいことが明確でない人は皆が大学に進学します。
上からの指示で動くことは、軍隊でなくとも組織では絶対条件です。
ですから高学歴社会もテレビ放送と同じで賢い人を作らないことが第一目的です。
ところが今では小中学校でさえも登校拒否をする子供がそこそこいます。
成人してもテレビを見ない運転免許すら取らないマイペースぶりでは、既に洗脳は失敗です(笑)
誰かの搾取対象にはなり得ない人の増加ペースがこのまま続けば、人間社会は変貌するしかありません。