お知らせ

2021年04月07日

霊眼は誰にでもある

脳幹出血の衝撃で私は一度失明しましたが、徐々に乱れた視覚情報ならば得るようになりました。
 
左右眼球のピントも合わせられないので、片目は眼帯で塞ぐのですがそれでもあまりにも酷い視界でとても歩く訓練などできません。
 
仕方なく眼球に依存しない視力を頼りにするようになり、そこで幼児期の経験を思い出しました。
その経験とは、毎晩就寝しようと瞳を閉じた直後に次々とビジョンが溢れ出てきた記憶です。
夢を見る前の段階でしたから、瞳を開ければ即ビジョンは止まりました。
その能力も5歳頃には失ってしまいました。
武術とかで「後ろに眼がある」なんて言い方もしますが、肉眼でなければそれは真実なのです。
全盲の人の視力が実は最も優れているのかもしれません。