2021年07月08日
鉱物
昔から宝石が世界中で取引されてきました。
いくら見た目がキラキラしているにせよ、どこにそんな価値を見出しているのかが不思議な人もいることでしょう。
ブランドの服やカバンと同じで、金銭的価値だけを理由で欲しがる、身に付けたがる人がいるのは事実です。
でもここでは、物質ではない生き物としてのお話をします。
犬や猫は声も発するし喜び悲しみ等を表現しますから、接する価値は誰もが理解できるでしょう。
嫌う理由も解ります。
私は哺乳類の匂いがダメです(笑)
植物は花が咲いたり実がなったりしますから、植物と会話する人がいることも誰もが少し理解できるでしょう。
鉱物も万単位の年数で情報を吸収して存在してきたわけですから、敏感な人にとっては充分に存在感のある生き物なのです。
犬の種別で特性が異なるように、石も種類によって様々な特性を有しています。
石を集めている人は、鉱物もペットと同じ感覚なのです。
鉱物への感性は視覚や聴覚とは比較にならない個人差がありますから、金銭的価値くらいしか目安にならないわけです。
犬でも血統こだわる人と雑種でも好きな人とがいるように、値段もつかない石ころに愛着を持っている人だっています。
これは優劣をつけられる話ではないのです。
物質の中でも特に自動車や家は人の念を受け続けますから、ある種の生き物であるとも言えます。
私にとって動物や人間は音声ではなく波動がうるさ過ぎるので、魚を好んで長年色々と飼育してきました。
私は魚それぞれの個性や意志も充分に感じましたが、魚は食材にしか見えない人がいることも理解しています。
趣味とはそれが何であっても決して強要はできません。
感性が人によってまるで違うのですから…