お知らせ

2019年09月01日

自然の生き物から学ぶ

私は魚だけを飼育してきたわけではありません。土地のある田舎に生まれ育ったため、小学生の頃には犬も猫も鶏も鳥も昆虫も爬虫類も両生類も諸々の生き物を飼育していました。その頃は人間よりも自然の生物から多くを学んでいました。

 

都会の大人ですと飼育していても犬か猫が大部分ですから、その2種に限ったお話をしましょう。

 

猫は人よりもずっと霊的な生物です。餌をくれたり世話をしてくれる人に媚びることも原則ありませんよね。それに対して犬は隷属する傾向があります。主人には基本的に忠実で、犬を子分のように可愛がっている人が多いことは皆さんもご存知でしょう。

 

警察犬はいますが警察猫はいません。それは能力の優劣ではなく、犬は人の指示を受けて働く事を好みますが、猫は人の指図を受けて人に貢献することには興味関心がないという気質の問題です。
個人的に私は猫の方が身体能力をはじめとしてあらゆる能力で勝っていると感じますが、皆さんはいかがお感じでしょう。

 

猫は肉体を有していながらも非物質的な価値観がメインです。餌をくれる人に気に入られようと努力することはありません。私は野良猫に勝手に餌をあげてペットのようにしていたのですが、ある日車に轢かれて即死しました。あれだけの身体能力を持っていながらハイスピードでもない車に轢かれて死んだようなので、小学生の私でも「好んで死んだのだ」と捉えました。犬や人とは死生観が異なるようです。

 

猫は起きている時でもあの世にいるようなものですしね(笑)

その頃から「猫から学ぶことは途轍もなく大きい」と私は感じていました。