お知らせ

2021年08月31日

肉体死は人間を動かす

私は40歳手前まで結婚を検討したこともありませんでした。
 
ただ経営コンサルティング会社を設立してお客さん(社長)と話していれば、当然の流れとして「先生の奥様(お子さん)は…」とかの話題にもなるので「これが地球の常識なのだから仕方がない」と感じながらも「この先もずっとそうなのか…」と少し重たい気持ちでいました。
 
その頃、母親が余命数ヶ月で入院をしていた病院に私が顔見せに行った際に「お父さんと施設入所の私の弟を残して死ぬに死にきれない」とこぼしました。
 
 
そこで私は決心して女性と交際を始めて一緒に母の見舞いに行き「彼女と結婚をして親父も弟もちゃんと世話するから大丈夫だよ」と伝える事で母は安心して成仏しました。
 
 
 
自分のポリシーやこだわりも、
身近な人の肉体死は簡単に崩してしまうということを実体験しました。
 
 
近年でも、誰かかの肉体死が自分を大きく決断に導きます。
 
 
イエス・キリストも3年ほど話をしただけなのに、当時の宗教権力者に手を釘で打ち付けられて磔にされて槍で胴体を突かれて死亡したしたというインパクトが強かったからこそ、2千年経った今でも地球文明に影響を与えているのです。
 
 
殺されたはずが生き返った「復活」というエピソードも重大要素ですが、ここでは割愛します。
 
 
ですから「どんな生き方をしてきたか」だけでなく、「どんな死に方で何を残したのか」もこの世に出てきた成果なのです。
肉体死をタブー視していたら「どちらも大した収穫なし」という残念な結果もあり得るのです(笑)
 
 
肉体死を意識するからこそ生きることも意識するのですから…