2021年09月12日
物質で会うか夢で会うか
5年半前に私の監修した三部作が発売された時、
それをすぐに読んだ読者の夢の中にまだ会ったことのない私が登場したらしく、
その方は私を「異次元での知人である」と認識して連絡をくれました。
彼女は元々異次元存在を認識して交流できる方だったので、異次元の私を認識したのです。
その直後に私は脳幹出血で一旦あの世に逝き、
この世に戻ると寝たきりの重度障害者となってしまったため、その件はほぼ忘れていました。
歩いたり話したりできるようになった5年後の今となって、
九州に在住のその方が「東京に行く予定ができた」とのことで、私は初めて物質の肉体でその方と会いました。
すると本当に、肉体では初対面なのによく知っていた人物だと私も認識できまして、
かなり深い話ができました。
今では電話やインターネットの普及で、
何千キロ離れていようが会話もチャットもできるし、飛行機で移動をすれば簡単に物質の人間としても会える。
馬や船で移動していた、つい100年前からしてみたら加速度的にこの世はあの世に近付いている。
時間や距離が人を隔てているのはこの世だけ。
夢見や瞑想中に人と会ったりどこかに行くということも、異次元での立派な現実なのです。
そこには物質か非物質か、という違いがあるだけ。
今日はその事を改めて認識しました。
我々は、この世もあの世も大差ない世界に既に突入しているのです。
ですから、もう肉体死に大した意味はありません。