2019年10月23日
災難を受け容れる
今日の天候は台風でもなく暑くもなく寒くもなく風も穏やかで、外に出るだけでありがたく感じられるような陽気ですね。
いつもそのような陽気ならば特に何も感じないでしょう。強風に煽られたり雨に打たれたり暑かったり寒かったりという経験があるからこそ、平穏な気候だというだけで嬉しく感じられるのではないでしょうか。
これは何事にも当てはまります。病気や怪我をするからこそ、痛みも痺れも痒みも辛さも苦しさもない健康な状態がありがたいのです。支払いに苦悩する経験があるからこそ、寝泊りする場所や食事にありつけることに喜びを感じられるのです。
総じて人生の中で一旦は厳しい経験をすることは、人生に幸せや喜びをもたらす要素となるのです。これは気休めではなくて事実です。
ですから一時はどんな災難に遭ったとしても自暴自棄になったりヤケクソにはならないで「幸せや喜びへの切符を手に入れた」と思って淡々と受け容れそれを乗り越える姿勢、そんな考え方が人生には重要です。