2020年03月06日
永遠に生きるものと勘違い?
ひと昔前まで「人生50年」だったはずが、今では人生100年くらいとされていますね(笑)。
そこで、何が起こるのかを検証してみます。
昔は凡そ全ての人が自分の寿命を考えて人生計画を立てていましたから、人生ボヤボヤしている余裕はなかったでしょう。ところが近頃は永遠に生きるかのごとく錯覚している人も多く、「いつかはやろう」と考える事だけが蓄積してしまい、多くの人が何かを成し得た実感のないまま歳を重ねた結果、何歳になっても「まだ死にたくない~」となってしまう。
ですからここに明言します。万人が数えられる日数で確実に肉体死を迎えるのです。
私は10代の頃は自分の死亡推定年齢を20歳と予測し、20歳過ぎてまだ生きていたら30歳に設定し直し、それを40歳・50歳と繰り返し設定し直すことを続けてきました。まさに一日一生の生き方を自らに課してきたのです。
結果的に若い頃にはあらゆる職種を経験して、それらの経験を活かして40歳手前で独立開業し、10年以上は他人から見たら悠々自適な人生を送れています。
経済的危機があっても健康を損ねることがあっても、元々が死んで当然の考えで生きているため生きているだけで丸儲け、精神的ダメージは小さいのです。むしろ会社勤めをしていた頃は精神が蝕まれて行く実感がありました。それが継続したのなら私も「まだ死にたくない~」と心配や不安を抱えたままあがいていたことでしょう。
早死にを想定した方が人生は上手く行く…のかもしれません!笑