2020年10月28日
水
この地球で、特に日本ではありふれた存在である「水」とは何とも不思議なものです。
水は物質とも生物とも言い難い。
液体にも固体にも気体にもなる。
熱くも冷たくもなる。
あまり知られてはいないが、何よりも凄いのは情報を吸収したり維持したり放出したりすること。
人間をはじめとする地球動植物の不思議は、生物の構成内容の多くが水なのだから不思議に決まっているではないか。
「人間」ではなく「人」ともなれば、肉体がなくても存在するのだから更なる不思議ってわけだ。
私は子供の頃から常に水槽を室内に置いていたし、特に自由の身となった30代からは大量の水と長時間接することで「知性」と「水」との関連性を究明してきた。
(これは他人に説明するためではないし、残念ながら説明のしようもない)
ところがここ数年の私は入院をしていたり身体が動かなかったりで、ほぼ水槽なしの生活を余儀なくされた。
良くも悪くも私はまだ、今すぐには他界しそうもないので小さな水槽に水を張って金魚を一匹泳がせてみた。
(昔、エサ用に一匹10円か20円で買ったことはあったが、今回は鑑賞用との理由で100円も奮発した!笑)
すると、前向きな気持ちと直感がたちまち湧いてきたのです。10代の頃から湖を眺めているだけでもそうなることはわかっていたのだが、改めて「水」の重要性を再認識しているところです。|