2019年09月12日
強さとは?
野生の生き物が捕食のために獲物を追っている姿や映像を見て「可哀そう」とか「厳しい」とか思う人がいるとします。きっと「自分が追われて食われたら嫌だなぁ」とイメージしているからですね。
貨幣経済が発達している人間社会では、捕食のために直接的に人を殺して食べることはあまりしませんが、権力者はカネ欲しさに人を騙したり殺したりしているので、あまり変わりがありませんね。
食されなくとも、若くして心が病んで亡くなる方は常に多数。
反面、不具合のある個体でも守ったり保護したりする特性を多くの人間は有しています。野生の生き物では、弱い個体が優先的に捕食されます。
私は弟が生まれた時からの知的障害者でしたし、今では私自身も死にそびれの不自由な身体となってまだ生きています。
人とは「知的生命体」であって、弱肉強食である他の生き物とは異なるということを学ぶサンプルは、誰の周りにもあることでしょう。
物質的な強さをだけを誇るのであれば、人じゃなくても他の生き物を観察していれば充分です。だから私は「非物質的な強み」が人類にとって大切な要素であることを前面に押し出しているのです。
これまでの地球文明を見ていると、人間も他人を騙したり殺したりできることが「強さの証」だと考えている人が力を有していることが悲しくなりますね。
しかし、地球人類の皆が知的生命体となる時が間もなく訪れるのです。