2022年06月14日
幸せとはこだわりを手放すこと
「こうだったら幸せなのになぁ」
「あれさえ無ければ人生楽しいのに…」
多くがそんな風に考えるものです。
独りだけでできることならば、年数をかければそれも叶う可能性が高まります。
ところが何かを進展させようとすれば、この世界では必ず人とのかかわりが発生します。
そこで人を操ることを望みがちなのですが、自分以外の人間にはそれぞれの意思や願望というものがあります。
よって「もっとああだったら」「もう少しこうだったら」との思いが益々募るわけです(笑)
これは他ならぬ自分の経験ですが、私は若い頃にギターの演奏が大好きでした。
でもバンド活動をするとなるとヴォーカルでもベースでもキーボードでも、いきなり自分の思うようなプレイヤーと組むなんてことはまずありません。
こだわりがあるうちは、一人で演奏しているだけで何の発展性も生まれないのです。
一事が万事ですから、これは何をするのでも同じこと。
こだわりを捨てることでしか、自分のこだわり実現に近付く方法はないのです。
つまりは「これがあるから幸せでない」と定義しているうちは幸せにはならない。
「欲を言えばあれこれあるけど気にしない」という姿勢で受け入れて進む人だけが、少しずつでも着実に幸せを手にして行くのです。
完璧主義が最も完璧を遠ざけ、細かい事を気にしない人が理想にどんどん近付く…
皮肉ですが真実です。
だから人生は面白い!
