お知らせ

2020年12月07日

尊重

自分を尊重できない人は、他人を尊重できません。
 
自分を愛せない人が他人を愛せないのと同類ですが、これは現文明における実に根深い問題です。
 
公務員でも会社員でも、所属先がある人は決まって金銭報酬が目的です。
 
物理的な鎖ではつながれていなくても「自分は奴隷も同然だ」と自負している人が大多数でしょう。
 
インドの釈迦は、自分が王位継承者で嫁を何人も貰えるような生活を確約されていたからこそ、家出をして悟りを開いて教えを広めることができたのです。
 
現在でも食費やローン等の支払いをしながら生きるだけで手一杯だとしたら、旅行やグルメが息抜きになるくらいで「人の在り方」なんかには関心も無いでしょう。
 
人を動物としてではなくて霊魂として見るからこそ、貧乏人でも病人でも尊重できるのです。
 
まずは自分自身を霊的な存在として尊重すること。
 
そうすれば他人に対しても自然とそうなります。
 
肉体寿命に執着することだけはナンセンスですよ〜
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