2019年09月18日
審美眼 2
審美眼が重要だとは言っても、本質的に美しい生き方をしている人がそんなにはいないため「モデルとなる目指す人物像がない」ということが今の社会の最大の難点でしょう。
農業・漁業・林業などを営んでいる目立たない人の中には現在でも結構な比率で存在していますが、それを目指す若者は稀でしょう。都会であれば、ドロップアウトして浮浪者、もしくはそれ同然となっている人の中に醜い生き方を受け容れられなかった人も存在しますが、それを美しいと感じて自分が志す人はいません(笑)。
人前に出るような立場の人が長年こぞって唯物主義であったことが暗い影を落としているのですね。
「人間とは…」とか言っている人は決まってマイナーな存在、もしくは宗教関連だったのは残念なこと。
これからは、旧地球ならば「科学的ではない」と不当に扱われていた人が地球人類を牽引する時代。
科学の概念そのものが刷新されるのですからね。