2021年05月24日
客観的
大人になると客観性というのは良い事だと考えがちです。
自分以外の大勢から、どう見られてどう感じられているのかを考慮している状態ですね。
ピカソのキュービズムと呼ばれる作風は、誰にどう見られるかを気にしていたら生まれてないでしょう。
ファッションやお化粧をはじめ、この世のほとんどが誰かに自分がどう見られるかが前提で成り立っているし、それがビジネスです。
葬儀をどうしようか墓石をどうしようか遺産をどうしようか…
肉体死を迎えるにあたっての準備も、きっと周りの目にどう映るかを気にかけていることでしょう。
あの世でもこの世でも、世界と宇宙の在り様は他人が決めるものではありません。
常にその人自身が世界と宇宙を創っているのです。
愛と思いやり世界の住人もいれば、誰もがパイの奪い合いで騙し合い世界の住人もいます。
昔から言われてきた「天国・地獄」とは充分に科学的なことなのですが、現代の科学レベルが低すぎて迷信や妄信とされてしてしまっています。
つまり肉体死には客観性がありません。
それでも私は、肉体死という現象が地球の科学となるよう工夫をしています。
