2020年03月13日
大人はなぜ変われないのか?
つい先日の誕生直後は、乳を飲んで糞尿を漏らして泣いていただけの寝たきりだった息子が、1~2年の間に立ったり歩いたり走ったり発声するようになり、ついにはブランコまで乗りこなすようになった姿を感慨深く見つめていた2年ほど前の私の姿です。
それは赤ちゃんには当然の変化でも、大人ではあり得ない変貌なのでしょうか?
いいえ、違います。
息子の誕生当日に脳幹出血で倒れて、寝たきりで激痛の全身麻痺となってしまった私でも、同様に数年で立ったり歩いたり話したりができるようになったのです。
一度は失った視力も、訓練で徐々に取り戻せました。
理由は「それができる!」と信じて疑わなかったこと、よって諦めずに努力を継続したことによるものです。
子供にはできて当然のことが大人になると多くができなくなるとは不思議なことですよね。
それはどうしてなのか・・・
大抵の大人は
「自分にはできないだろう…」とあれこれ自分に規制をかけてしまうので、その想いが具現化してしまうのです。
例えば赤ちゃんでも「自分は歩けないだろう」と定義したのなら、歩けないままなのです。ただ、そのように定義する赤ちゃんがいないというだけ。
俗に「人間の能力は無限だ」などと聞かれますが「人間の能力」とはどういったものなのかが、この一例で少しはご理解いただけましたでしょうか?
誰もが、大人になってからでも
大きな変貌を遂げることは充分にあるのです!