お知らせ

2019年11月21日

3歳の息子が、深夜早朝に声を上げて泣きながら手足をばたつかせることが稀にあります。覚醒時にはよくしゃべるし笑うしそんな行動をとることもないので、怖いなり悲しいなりの夢を見ているのでしょう。10分もすれば再び眠りに落ちてくれるので助かります。
起床してからの様子は至って普通で「怖い夢でも見ていたの?」と訊ねても記憶にはない模様。生まれてからの3年間にそれほど辛い経験をさせたこともないので、夢とは本当に不思議なものですね。いつでも息子に「どんな夢を見た?」と訊くと「ユーチューブ見てた」と答えるので(笑)、まだ夢を見るという行為が何なのか理解できていないのでしょう。

 

実はいい大人であってもそれは同じで、夢分析とか夢占いとかは多少あっても現代の先進国に暮らしていればほとんど誰もが自分が睡眠中に夢を見るということがいったい何なのかを知らずに一生を過ごしていることでしょう。

身体は横たわっているだけなのに忙しく意識活動をしていたりするのですから、私も幼稚園児の頃から人生ミステリーのひとつであり続けました。後年になって気付いたのですが大人であっても「夢とは何なのか」について明確に答えられる人がいないということが更なるミステリー(笑)。

ですから私は、人間とは物質の肉体で活動している動物ではなくて非物質の意識で活動している生命体である、子供の頃からそう考えるようになったのです。大人になるほどそれは受け入れ難いことですから「夢を見る」ということを曖昧にしたまま考えないようになってくるのだと思うのです。

しまいには、物質世界で実現しないであろうと自分が憶測することを言ったりやったりしている人のことを「夢見ている」と表現する始末。
ところが実態は「夢見ている」人だけが、現実と呼ばれる肉体の世界でも物事を成就したり生き生きと暮らしているのです。

 

夢を見るという行為を
軽視してはいけないのです!