2019年11月25日
何に興味があるかは幼少期でわかる
自分の住んでいる星がおおよそ球体であると知った時の衝撃の大きさは、幼稚園児ながら凄いものがありました。自分の足元の方向が星の裏側では上空と同じ方向なのですからね。宇宙空間で考えればなおさらですが、上下とか東西南北とかの方位というものが意味を有するのは惑星の表面側に位置していている場合のみです。
更に不思議に感じたことは重力。球体がグルグル回転している外側にへばり付いているのだから遠心力で吹き飛ばされるのが普通に感じられるのですが、鉄が磁石に吸い寄せられるように物を持ち上げるのに重さを感じる。バケツに水を入れて縦にグルグル回しても水は底に張り付いて落ちてこないというのに何たる不思議。
最も不思議だったのは、数歳の頃におばあちゃんの家に行くと立派な仏壇があったこと。線香を焚いて合掌していた姿を見て「何やってるの?笑」
死者は姿が見えないし声も聞こえないけれど、姿が見えたり声が聞こえる人もこの世にはいるということを後年になってから知りました。
約半世紀を経てわかったこと。今でも興味関心を抱いていることは、ズバリ幼少期から不思議さや疑問を抱いていたことなのです。
もしも「何をしたら良いのかなぁ」と思った場合、幼少期の記憶を辿れば間違いないでしょう。そこにあなたの本質的な興味の対象があるのです。