2022年01月31日
体験するからこそ
昨日はアクシデントがありました。
なんと突然お湯が出なくなったのです(笑)
コンロは点火するからガスが要因ではありません。
今回は立地と眺望を優先し、
築年数40年以上のポンコツ物件に入居した
セコい自分がいけないだけ(笑)
肉体だけではなく、
3次元の物質には必ず耐用年数があるのです。
修理に数日はかかってしまうことでしょう。
「蛇口を捻ればお湯が出る」ことが当たり前となってから、
今文明ではまだ半世紀ほどです。
昔なら、極寒であっても苦労して
火を焚いて沸かすしかなかったわけです。
頭ではわかっていても、
実際に何日もお湯が出ない真冬の経験というのは滅多とないのが今の日本社会です。
今の人間はこんなことですら受容が難しいのです。
物質的な利便性へと既に
ドップリ浸かってしまっている現代人が、
文明の転換を受け入れることが
いかに難しいことなのかを実感しました。
健康体ならば料金を払えば代用も可能な社会ですが、
不慣れな場所での風呂は今の私の身体にとっては難関。
よって諦めて受け入れることにしました。
病院で、寝たきりのまま医療スタッフに
おしぼりで身体を拭いてもらうだけという期間も
長くあったのだから免疫もついています。
経験するからこそわかる…
何事であってもそうであって、
これは肉体死に限ったことではありません!
