2021年07月30日
スカラベ
エジプトの遺跡によく見られる昆虫で「フンコロガシ」とも呼ばれていますが、どうして神聖なる象徴なのでしょう。
食料とする糞を真ん丸く一直線に転がす特性から、
天文学的な知性によって星を扱っているイメージで推測されているようです。
なぜ今日はこの話題かというと、
近頃の私には、就寝時にカナブンが飛んでいるような大きな音が頻繁に聞こえるからです。
私は窓を開ける習慣も無いし、
物質の昆虫を室内で見かけたことはありません。
ただその時に見る夢は明らかに質が異なっていて、
短時間の眠りで頭脳明晰な状態になります。
「古代の人達は皆がこれを体験していて、異次元に誘う象徴的昆虫として記録に遺していたのではないか…」
そんな考えがよぎりました。
ミイラとは遺体を長期保存するための技術だと多くの現代人は考えています。
私は、異次元へ移行しても人は存続していることの象徴としてミイラを作るだけで、物質を維持したいことが本意ではないと考えます。
異次元体験を促進させる象徴だからスカラベは聖なる昆虫として扱われた。
実は「糞を丸くして転がしているから神聖」というわけではなかったと私には感じられます。