お知らせ

2019年09月27日

なぜ動物よりも知的生命体なのか。

私が人間という存在のあり方を気に掛けていたのは中学生頃からです。教科書などには「人間だけが知的生命体である」とされているのに、周りの大人を見てもマヌケな動物だとしか思えなかったからです。

 

父は兄数人を戦争で亡くした末っ子でした。その反動から「天皇が神であるとか崇めて戦争に駆り出されて逝くなんて愚の骨頂!」そんな人生哲学を有していました。私が思春期になってから「人間とは何か?」と投げると、胸を張って「動物だ!」と答えていたくらいの唯物主義者でした。金儲けや出世に少しは興味があったみたいですが、神とか霊魂とか宗教臭い事を言うと決まって無視をしました。時代背景的にも多いタイプだったのだと思います。

 

ですから私は「人とは動物である」と捉えている人が多いという現実を知っています。

しかし動物では他の星との交流はできません。自分が生き延びることには真剣でも、自分以外の人が苦しもうと死のうと関係ないこと。それでは星全体のレベルは上げようがないのです。

 

人が知的生命体になるとは
そういった意味なのです。