お知らせ

2022年08月13日

そこに触れないのはなぜ?

私は金属とは合わない体質。
アクセサリーや腕時計を原則しないのはもちろんのこと、車のドアノブではいつも静電気ショックを覚悟していました。
 
缶ドリンクも開栓してすぐにグラスに注がないと金属ドリンクに感じますし、スプーンやフォークなんて口に入れるのですから…どんな料理も私には金属の味になってしまうのが嫌で箸が使えるお店以外には行ったことがありませんでした。
 
 
ところが抹茶とフレンチを提供しているという斬新なコンセプトのお店を発見しました。
 
 
フレンチとはいえ箸置がついたお盆の上に料理を出すため、フォークとナイフも出ないのです。
 
 
昔から冗談で「箸で食えるフレンチがあれば行くよ」なんて話していたのですが、なんとそんなお店が実在していたのです。
全く気取ってなくて価格もファミレスくらい。
 
 
というわけで人生初のフレンチレストランに入店しました。
 
お箸で食べれば私なんかでも食材の味をちゃんと感じられる。
まさかの事を普通に起こすのがこれからの時代でしょう。
 
もう既存のルールには縛られないで、それぞれの価値観で生きる時代なのです。
 
「料理を金属で刺して口に運ぶなんておかしい!」
これまでもそう考えるのは私だけではなかったはずだが、それを言葉や態度で示すことが問題視されてきたのです。
 
 
肉体死も全く同じ問題です。
 
私が子供の頃、「死ぬってどういうこと?」と大人に訊くだけで問題発言扱いを受けることが不思議でした。
 
「答えられないことを訊ねるから怒られるのだな…」
これが私の原点です。
 
だから今の私は肉体死をタブー視しないで堂々と語っているのです。