2019年08月28日
この世の障害
よく「死後の世界」という言葉が使われます。肉体で死亡したら何もかもがなくなる前提で、もしもそれがあるなら…ということで特別なレジャーランドにでも行くようなファンタジーを想像している人がいるようです。それをネガティヴに想定していると「地獄」という話になるのでしょう。
この世に肉体で存在していても、誰もが多かれ少なかれ非物質としての性質も有しています。ですから、非物質世界では「物質世界特有の現象が無くなる」と考えてください。この世に特有の現象として主に挙げられることは「時間」と「空間」です。
「あの世では思った所に瞬時で行ける」「あの世では思ったことが瞬時に叶う」ということは、皆さんどこかで聞いたり読んだりしたことがあるでしょう。
原則、この世では時間と空間が絶対的な障害となっています。現在の地球テクノロジーでも地球の裏側へは行けますが、時間と空間移動とお金を要するわけで、それらが皆の世界旅行を簡単には実現させないわけです。
それらをクリアするのなら「あの世」的なアプローチが必須です。
「移動」ではなくて「位置の転換」的な発想ですね。「時」についてもそれは言えます。
肉体の死亡をしなくても、地球人類がこの世に生きながらそんな新しい概念を受け容れられるかどうかが鍵なのです。