2020年10月12日
「ゆるす」とは
「ゆるす・ゆるさない」は愛とはほど遠い概念なのですが、世の中ではほぼ勘違いされて使われています。
片方が正しく優れていて、もう片方が悪いとか劣っている。
そんな風に裁いているからこそ使う傲慢な言葉、それが「ゆるす・ゆるさない」なのです。
特にスピリチュアルな場面での「ゆるし」とは、価値判断を一切せずに受け入れるというような意味なのです。
不遇かと思われた事をきっかけに人生が好転したとか、ラッキーかと感じた事が災難の始まりだったなんて話をよく耳にしますね。その前にご自身が経験しているのかもしれません。
何があろうとも「価値判断をしない」という姿勢が尊いのです。
「悟り」が近い言葉かと思いますが、該当する適切な言葉がありませんね。
強いて言うのなら「あるがまま」もしくは「これでいいのだ」でしょうか?
私も幼い頃にテレビの「天才バカボン」を見ていましたが、子供向け番組でこんなに深いことを言っていたのですね(笑)