人生で具体的に求めている内容は人によって呆れるほど異なります。
これまでに何百回何千回と、どの時代にどの地域で肉体人生を送ってきたのかがまるで違うのだからそれは自然なことです。
ここ1~2万年は星間交流が乏しかったのですが、それ以前はどこの星にいたのかも見事にバラバラです。
でも最近はまた交流が盛んになってきています。
しかし、どの星にでも共通している宇宙普遍な真実はあります。
不特定の皆さんを相手にするとき、私はそこをベースに書いたり話したりしています。
ところが個別なセッションでしたら個人的な内容となりますから、当然のことながら相手によって交流の中身がだいぶ異なってきます。
私は、一対一では相手が誰であっても一律同じ事を話すということはしません。
これは多くの地球人が苦手とするところです(笑)
私が生まれ育った場所は○○郡○○村でした。
誰が早い、どこが遅い、彼女が先、彼は遅れをとった…
この世は、過去から未来へと一直線に進んでいる時間というものが最大の特徴であると認識されていますが、実は時の経過とはこの世に存在している間だけの錯覚です。
この世ゲームを面白くしている要素でもあるので、種明かしをしてしまうのもどうかという気持ちも私には少しあります。
でも、その錯覚がこの世の大きな弊害となっているのも事実ですので、軽く説明をします。
ヨーロッパにいた野蛮な種族が物質面だけで発達をして、航海技術で世界を植民地化していた時期がありました。
アメリカ大陸という所に、霊的には発達していて物質の地球とも霊的存在とも調和を取って暮らしていた愛の種族がいました。
そこに霊性の低い野蛮な種族がやってきて、皆殺しにして文化も破壊して物質だけの建国をしました。
「我々が発見した大陸だ」というわけで、アフリカから黒人を連れてきて開拓を手伝わせて家畜以下の扱いで奴隷売買までしました。
「私たちが先に開拓した」とすることに意味があるから、既成事実であるかのようにあれこれと捏造もするわけです。
旧世紀になって月の開拓を始めました。
ところが困ったことに、地球よりも進化している異星人や宇宙船が既に大量に飛び交っていて、地球から見える月の裏側や衛星内部には大昔の巨大な基地や街までありました。
「これでは地球人を誤魔化しきれない」というわけで、月の探索そのものを打ち切りにしました。
日本にも「かぐや姫」物語があるくらいだから当然で、月とは歴代のあらゆる異星人が利用してきた拠点衛星だったのです。
しかしあの世に還れば先も後もありません。
肉体死の直前に走馬灯のように人生を振り返るとはよく言われますが、私はあの世に完全に入ってしまったので、何十何百という自分の人生を経験しました。
軽く数万日分は経験したでしょうが、この世の肉体昏睡期間では数日です。
先だった・後だった、長生きをした・早死にだった…
非物質の人にはどうでもよいことです。
この世にいる人間に「時間とは錯覚である」と説明するのは本当に難しい(笑)
なんとなくでも解れば、非物質の人に近付いた証拠でしょう。
私は長年神社が苦手でした。
開脚に見立てた鳥居をくぐった先にお宮(子宮)があるというコンセプト自体が、動物っぽくて好きにはなれませんでした。
ところが5年前にあの世を訪れた際、神社に似た雰囲気の場に自分自身が出入りしていたのには驚きました。
この世の神社みたいな鳥居はなかったのですが大きな柱は立っていましたから、古代ヨーロッパでの記憶なのかもしれません。
この世の人間が勝手にアレンジしている部分があるので全肯定はできなくとも、風習として行われている物事には何らかの真理が含まれています。
古代ユダヤと古代日本との風習に似通ったものが多い事実も、この世の物理条件とは切り離して考えるべきでしょう。
チベット人の顔が日本人とそっくりなことも、血統で結びつける必要はありません。
地球人だの異星人だのが話題となるのはこの世だけです。
非物質的には誰もが宇宙人なのですから!
あの世では非物質の人であった存在がこの世では人間という肉体に宿る。
人とは本来が霊であることを私はザックリと説明しています。
では、動物の非物質存在はどうなっているのかというお話です。
人のペットの場合は例外もありますが、人のように個として異界を行き来している動物はいません。
人以外は非物質ですと原則は個でなく集合意識となります。
しかし象徴的な動物の非物質存在はいます。
龍や麒麟や鳳凰や獅子がそうです。
欧州ではドラゴンやユニコーンですね。
人の霊にはエゴのある存在もたくさんいますから、人間と神や悪魔との関わりは昔から世界中で物語となっています。
ところが人以外の霊的存在は本当に純粋な人にしか関与しません。
神殿や神社に絵画や彫刻があるのみで、日常的に交流している人間は稀です。
原則そのような人は自ら口外はしませんから作品から感じ取る他はありません。
でも僅かですが本当に実在はしています。
私はそこに「この世の宝探し」的な面白さを感じています。