2019年07月27日
物質だけでも非物質だけでも片手落ち
現文明の地球人は皆が物質や金銭の価値観に染まってしまっています。物質世界を解明することによって宇宙や命をも解明できると妄信しています。
科学という言葉は物質の探求という意味になっていて、究極のミクロが物質ではないということが判明してからのここ百年近くは思考停止状態です。だとすると、生命や宇宙は俗に言う宗教やオカルトでないと説明できないし、現地球は物質的側面しか信奉していない学者ばかりだから困ってしまったのです。
生命や物質や宇宙とは物質的側面と非物質的側面とを併せ持っています。人で言えば肉体も霊魂も両方あるのです。ほとんどの人がお盆で死者の霊をお迎えしたりお墓参りをしているのですし、その感覚は異常ではありません。むしろ「科学的」と称して物質の解明だけに明け暮れている学者の霊性の低さが、近年のこの星の文明を低レベルなものに留めてきたのです。
霊魂を信じる庶民の感覚の方が、宇宙や生命の真相を探求するのに相応しいのですね。物質を探求するだけの片手落ちの行為を「科学的」と称する時代はもう終わりにしなければなりません。
人でも宇宙でも、それらの非物質側面の究明が求められているのです。