ハーフタイム
2018も後半に突入です。多くの人にとって月日の捉え方が前半の「今年になってもう○ヶ月も過ぎた!」から「今年も残りあと○ヶ月かぁ」に変わる時期です(笑)。
コップに入った飲み物が「もう半分しかない」のか「まだ半分もある」なのか、よく話題になるところですが、私は「気付いたら終わっていた」というくらいに時間経過を気にしないで夢中になれることが幸せな感覚なのだと思っています。
しかし学校でも職場でも、直線時間に縛られてほぼ全ての物事を進めているであろう生活の中では、そんな気楽な事を言っていられません。同じ地球上でも、いつ来るかもわからない乗り物を誰もが気長に待っている地域もあれば、数分遅れただけで怒り出す人がいる地域もあります。「タイム イズ マネー」って言葉もあるくらいですから。
時間を気にする人はお金も気にする傾向があるのは事実なので、言い得た言葉ではあると思います。今の日本でお金を気にしないで暮らしている人は僅少でしょう。私だってなるべく気にしないで生きてはいますが、今の社会環境下では金銭や時間を気にせざるを得ない部分だってあるのは仕方のないことですね。
「前半と後半」の話題にもどりますが、この時期を大きな節目として活用できることは確かです。今マスコミが騒いでいるサッカーにしてみてもハーフタイムが必ずあるわけです。
身体を休めることが重要なのはもちろんですが、心を休めたり切り替えたりする意義がとても大きいわけです。
事前に決めた作戦を実行したことがどうだったのかを振り返り、作戦を推し進めるのか、止めるのか、変えるのか、変えるなら何をどう変えるのか…大抵はそれらによって勝敗が決まるわけです。
パッと見は同じように見えるスポーツであっても、前半と後半では中身が全く別物であることも珍しくありません。勉強でも仕事でも趣味でも何でも、皆さんの前半の動きはいかがだったでしょう。
どうせ時間を気にする必要があるのなら「時期・タイミング」というものを積極的に有効活用しましょう。同じことをするだけでも、タイミングによっては値千金の場合と棒に振るだけの場合があるのです。時間や時期とは、本当に不思議なものです。
その内容は学生でないかぎり一人一人の状況によって異なるのですから、不特定多数を相手に時期の有効活用法は語りようもありません。ただ、私は同じ相手に同じアドバイスを出すにしても、常にタイミングを重視しています。