お知らせ

2019年05月05日

孫はなぜカワイイ

私自身は子供が苦手な若い頃を過ごしていたので、結婚や家庭というものに関心を持ったのは40代になってからです。それは20代からの借金苦をはじめとする色々な苦労の体験を経て自分が精神的な成長を遂げてきたので、子供とかかわる事で子供を見て「このクソガキ!」とか思うことも減って自然とそうなってきたのです。

 

子育ては実際、特に自分が若い時期なら大変でしょう。しかしそんな苦労を乗り越えて子供を育てた経験があればこそ、孫が可愛らしく感じられるのだと思うのです。自分が若いうちは「労働力と時間を奪われている」としか感じられない大変な事でも、それほど苦には感じない自分に成長できているのです。これは子育てに限らず、何でも苦労を乗り越えた先に楽しみや歓びが待っているということです。

 

逆に言えば何も克服しないで避けたり逃げたりしているうちは、歓びの体験も訪れないということです。

昨日、孫とも思われかねない、はしゃぐ生意気な息子(2歳)の相手をしていた私は、わざわざそんなにもったいない退屈な人生を送る選択をするな!と言いたいのです。

正に「苦労は買ってでもせよ」というわけですね。