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変化への抵抗感
2018年06月21日

変化への抵抗感

人間には大きな変化を怖れる傾向があります。それは何故でしょう。

 

現代人の多くは「これまでの蓄積」を重視して生きています。これは行き過ぎると「常に過去に生きている」とも言えるわけですが、「どこの学校を出た」「○○の国家資格を取得した」「どこそこに勤務した」などの過去の蓄積が、自分がどんな人間であるのかを証明している…ざっと平たく言ってそんな考え方です。

 

すると、過去の自分ならばそうしないであろう事を言ったり行ったりすることが、過去の自分を事実上否定しているように思えてくるのです。そんなきっかけを自分からわざわざ誘引したくはないから、これまでの価値観や行動パターンが変わってしまうかもしれない物事を、単純に「怖い」と感じて避けているのです。

 

常に今に生きているのなら、言うことや行うことがコロコロ変わることにもなります。でもそれは別に過去を否定することが目的ではありません。常に工夫や改善をしているのです。個人でも法人でもそのような柔軟性があれば存続できますが、「それが慣習だから」というだけの理由で同じような事を繰り返しているようでは時代の変化にすぐに適応できなくなるでしょう。

 

ですから今はむしろ「大きく変化できないことが怖い」時代なのです。にもかかわらず人生の舵を大きく切ることが出来ない人は、益々困った状況になって行くでしょう。そして最期には大きな変化を受け容れざるを得なくなるのです。

 

行動だけが変わるとしたら、それは強制的な指示に基づくものです。しかし考えや気持ちが変われば行動も自ずと変化します。それは過去の否定でも何でもありません。

 

例えばシェフが突然和食の料理人を始めたとしても、それは長年続けてきたフレンチなりイタリアンなり中華なりを否定するためではないのです。何をするにしても、大切な事ほど人目を気にしすぎていては上手く行かないものなのです。

 

あなたの人生の責任を取ってくれるわけでもない人の目を気にして、いったい何になるのでしょう。

もしも望まれるなら、私は定期的にお話をするだけで人生変化のお手伝いすることを得意としています。