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自己表現
2017年06月11日

自己表現

「自己表現」とは、文字通り自己を表現する行為を指す四字熟語です。

一般的な学校や会社に通った経験がある人がイメージする自己表現とは、文章を書いたり話をしたり絵画や音楽や造形美術などの作品を通して訴えたりするような、何らかのメッセージ性があってこその「自己表現」だと思うことでしょう。

ですから、数歳の子供が日記に「今日の○○先生は機嫌が悪かった」や「お昼ご飯はまずかった」とか「○○ちゃんはすぐにばれるウソをつく」などと書いても(笑)立派な自己表現だとは思われないし、自己表現ができる大人になるまでの訓練時期だと捉えているわけです。

ここに大きなテーマがあります。

会社や国や自治体(時代によっては軍隊…等々)に属して働くようになる人間を養成するのが学校の目的だとすると、ある程度の表現能力は欲しくても自己表現は原則タブーなわけです。

自分のことを「ウチ・わたくしども・我々・弊社・我ら・我が○○」などと呼んで、自らが所属組織の一員でしかないことを強調する文化の中に浸って暮らしを成り立たせている人が大多数なのです。外部に対して「実を言いますと…」とか、内部に対して「私の本当の気持ちは…」なんて言い出す人がポロポロ出現したら、維持できない組織がほとんどでしょう(笑)。

つまり「いかに自分を表現しないでやりすごせるのか!」が重要な、ガマンの人生を多くの人が歩んでいるわけです。そんな実情にある立場の人から「自己表現をちゃんとしましょう」などと言われても、「支離滅裂」という四字熟語の意味に精通するぐらいの話です(笑)。

誰もがタテマエとホンネの使い分けができて当然の時代から、「ウソをつけない、ウソで固められた社会に参画できない人々」の比率が格段にアップした時代に突入しているのかもしれません。そのような人達のことを「要領の悪いバカだ」などと一部の例外者扱いで一笑に付してもいられない社会変革の時に入っているのです。

今あなたの周りに存在する通勤も通学もしない人は、表向きの現象がヒキコモリだとしても本質は当事者各自だけの問題ではない!だからといって見て見ないふりをしているのは決して得策ではありません。それは例外案件ではなくて既に一定の比率を占めているのですから、かかわる皆さんが前向きになれるようなお話会を開催します。
第一回は6/14(水)、参加費500円です。気軽にお問い合わせください。