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空間自体がエネルギー
2017年05月18日

空間自体がエネルギー

皆さんは「エネルギー摂取」と聞いて何を思い浮かべるでしょう。

学校の授業で「たんぱく質・でんぷん・ビタミン・脂肪・酸素・燃焼」等の単語を知ることとなり、きっと多くの人にとって、それらはその後何十年経っても変わらない概念となっているでしょう。

私がこれまでに接してきた人々の中にも「朝飯も食わずに出勤(登校)してくるなんて問題外だ!」やら「もうとっくに昼過ぎだ。早く飯を食いに行かないと体がもたない!」とか「夕飯はもっとモリモリ食べないと力が出ないぞ!」といった類の価値観を半ば押し付けてくる年配の方がどこにでもいました。その度に私は「世の中、そんなすぐにガス欠でエンストしてしまう燃費の悪いマシンや、電池がすぐ空になってしまう電力ロスの大きいオモチャと同じような人ばかりではないんですよ…」と心で呟いていました(笑)。

「飢えを知らない贅沢な時代環境に生まれ育った輩の戯言だ!」そう誤解されるのもイヤですし、若くはなくて肉体を育む必要の全くない私でも、前回の食事から丸一日も経てば実際に思考内容の比率が食べる事で占められはじめます…今がまさにそんな空腹状況(笑)。だからこそ、考えたり文章を作ったりする気力が湧くのです。

人間以外の動物や魚を観察しても疑いようのない事実ですが、食物を大量摂取する行為はそこから少なくとも数時間、頭脳も含めた身体諸機能を著しく低下させます。内臓器官をはじめ肉体負荷を絶やさず大きくし続けて、心身のパフォーマンスを常に落とす努力をしている方が大勢いらっしゃるわけです。

かといって私は、数日・数週間・数ヶ月・数年と長期の不食を薦めているわけでもありません。味覚の備わった肉体を有して生きているのならば、食事が日々の楽しみであるに越したことはありません。適度な運動や睡眠や性の悦びについても似たことが言えるでしょう。

私の持論では、快適な健康生活の秘訣は物質の栄養と非物質の栄養との比率を徐々にシフトさせ、バランスさせることにあります。人間の非物質エネルギー摂取とは、俗に【呼吸】と言われているものです。花や樹木や野菜や果物、つまり植物の生命エネルギーにもヒントがあります。

昨年、脳幹出血による意識不明の重体から意識が戻っても、産まれたての赤ちゃんと同レベルからのリスタートを余儀なくされた私は、医師の「修復されることはない」との言葉通り、今でも脳幹損傷部分の傷跡は物理的にそのまま…なのにもかかわらず、寝たきりのその時から一年未満の今、普通に話したり書いたり、なんとか移動もできる程に肉体機能が回復してきているのは、明らかに物質的な栄養によるものだけではありません。

明後日は「在り方としてのヨガ」を提唱する「カオン」さんとの【呼吸】をテーマとしたコラボイベント。
そこではもう少し詳しく解説いたします。